「「お母さん、きちんとみなよ。」って、言われちゃうのよね。」
と、Aさんが言う。
「ほら、歳を取るとカタカナって苦手になるじゃない?」
(都合のいいときは「歳を取る」というのだ。その言葉にだまされちゃいけない)
「だから、多分、娘にも言われるんだけど、カタカナとかって見えていないのよね」
シニアの方々のユーザーテストをしていると極端に視界が狭いのかと思いきや、そうでもなく、意外と視界は広い。
ただ、頭の中に入らないだけで。
視界が広いから「何でそこをクリックすんねん!!!」と言ってみたくなる事がある(それも似非大阪弁)
ああああああああ・・・そこをクリックしたら前のページにはなかなかいけないのに-
案の定、戻れない、先に進めない。そして、前に進むために閉じるボタンを押す。(これは反射神経?)
知っている言葉=安心できる言葉はクリックする。
視界が狭いわけじゃないが、安心できる言葉の半径3センチしか目が行かない。
わからない言葉は飾りに過ぎない。
テストをして、100%の人が操作できない(トップページからどこをクリックすればいいのかわからない)企業もあれば、「使いづらいのは私のせいなのよ」と自虐的なセリフを先ほどまで言っていたのに全く難しくないページもある。
「こういう色って嫌いなのよね」という色がある割には、同じ色なのに
知名度の高い企業に関しては、「この会社の色はこういう色だから、これは好感が持てる」というのもある。
ということで、本日のネタ。
カブドットコム証券というのがあるのですが、
某氏
「ドットコム証券と言う株式会社かぁ」
きっと、銀行で振り込んだら、振り込んだ先は
カ)ドットコムショウケン
と、なるのでしょう。
「よくさ、ドットコムってきくけど、それってつまり、ライブドアとか楽天のこと?」
うーーーーーーーーーーん。
しかし、ライブドアも楽天もシニアの中の認知率一挙に上げましたね。頑張れ一場君。
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