検索講座実施。今回の対象は意外と使っている方々。いろいろと情報をネットで探しているのだ。それもGoogleで。
しかし、現実は厳しい。提示したほとんどのサイトのタスクを達成できないという事態発生。
大量の現実に、新鮮さを感じながら、「教え方が悪いのかなぁ」とちょっと凹む。
例えば、「電話番号を探しましょう」というタスクに
「フリーダイアル」という言葉が結びつかない。
これが一言、電話のマークで「電話はこちら フリーダイアル 0120云々」だったらわかったと思う。
絞り込まれて検索結果が1個しかないのに
「更に絞り込む場合は」とでてくる。
大混乱するアクティブシニア・シルバーの皆様。
「まさかね、そんなこと、いえーない」と、なぜかキロロがBGMに頭の中で流れてる。
Aさん「何を絞り込むんでしょうか」
ああ、その言葉、このサイト担当者に言ってあげたい。「まさかね、そんなこと、いえーない♪」
チケット会社。
映画情報を見るのに、6人中3人しか到達できなかった。
到達してしまえば簡単なのだけど。
画像は、なんとなく消防法に違反しそうなホテルと一緒のウェブサイトを表している「ささくれ道」
帰り道は一本道だが、行きからみるとたくさん支線が見えてしまい、迷ってしまう。
そういえば、ラスベガスのアラジンもそんな感じだったか。(アラジンで迷い狂った)
キーワードは、CINEMAという言葉を素通りしていたことだった。
本当に、英語は素通りされる。
ずっとYahoo!で検索していたが、ようやく3回目にしてYahoo!に慣れた様子。
次にGoogleで試す。
旅行会社。
京都の旅行を探してみましょう♪
20分かけて、一応タスク達成。
皆さん、検索結果の一覧からどこに行けばいいのかわからなくて立ち止まる。
地名だけで発着を選択できない。(その辺は弊社が行った調査にほぼ間違いなし。)
唯一ものすごく盛り上がったのが某社地域ストリーミング。意外な人気。ただし、気づく人少ない。
しみじみ思ったのは、スポンサーリンクのところ。
あれ、上と下が線で囲まれているから、みんな模様だと思ってスルー。旅行でスポンサーリンクをクリックしたのは(Googlではアドワーズをクリックしたのは)6人中1人だけだった。
たったの6人ですが、いろいろ問題点が見えました。
大半は言葉の問題。文言を少し変えるだけで克服できるだろうなと思われる点ばかり。
あとは、やはり、ワカモノの暗黙の了解多すぎる。
ちなみに本日の検索講座で利用した会社さん
どれが1番人気よかった&悪かったでしょうか。
1)OCNさん 2)ぐるなびさん 3)e+さん 4)mapionさん 5)旅行会社各社(JTBさん、阪急交通社さん、近畿ツーリストさん、Yahoo!トラベルさん、旅の窓口さん、日本旅行さん)
シニアでも使えるウェブサイトのユーザテストは10月発表です。ではでは。
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