団塊の世代の人と?打ち合わせ。
「まぁ、僕はパソコンは使いたいと思わないけどね。ああいうのはさ、もっと簡単じゃなくちゃ使いたいと思わないんだよね」と仰る。
「えー、もったいないですよー。パソコン使ってワクワクライフ!ですよぉ。」
「話し言葉ですべて指図できるようになれとは言わないけど、兎に角、入りが難しいんだよね。あーしろこうしろ、ってあれはだめこれはだめって、やる気にならないよ。」
「でも、覚えたら簡単ですよー」
「いやさ、うちの会社でも携帯電話対応のサービスを対応始めたんだけどね。あれは、若い人向きだよ。」
「そんなこと言わないで下さいよー。まだまだお若いじゃないですかー。」
「便利だって解っているんだよね」
「ですよねぇ、便利ですよねぇ」
「だけどさ、利便性は解っていても、使えないことには意味ないじゃん。
使ってみたいとは思うんだけど、周りが使っているとかっていいながら、四苦八苦して振り回されているのを見ると、使う気が失せるんだよね。」
「お友達は四苦八苦されてます?」
「そういう話を聞くよ。難しいだの、わかんないだの。でも、人には恥ずかしくて聞けないだろ?ああいう、見栄ってやだよな」
「ぬぬぬ・・・それはにんともかんとも・・・」
誰もが使えるのは、ちょっと庶民っぽくって嫌。だけど、頑張った自分がわからないのはもっと嫌。
「もりさんさ、僕たち、教科書は戦後でも、教育は戦前なんだよ。先生が戦前なんだもん」
とても有益な1時間でした。
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