昔々のお話。呟きです。
日本の本で、アメリカのシニア・シルバーコミュニティーの本をいくつか読んで、昨年末にアメリカに行った。
うちの叔父がサンディエゴに長らく住んでおり(30年くらい?)所謂シニア、いや、シルバーの年頃になっている。
叔父に連れられてシニア・シルバー層のいるところに連れて行ってもらった。
「お優しい叔父様、私を叔父様のようなかっこいいお兄様がいるところに連れて行ってください。」と。
連れて行かれたところはカジノ。(サンディエゴには、珍しくカジノがある。理由は忘れたが、普通はないらしい)
ああ、ああ、シニア・シルバーがたくさんいる。
「じーさんばーさんばかりだろ。」と叔父がニヤリと笑う。
「いえ、お兄様、オネエサマばかり・・・」
年末と言う事もあったのだろうか。
近くのスタジアムでスポーツ大会が行われていたために、若者はみなスタジアムに集まっていた。
シニア・シルバーは「いつだって遊びに来ているよ。週末なんて、みんなここ」
へー。
そのまま、年越しはラスベガスへ。
ああ、やっぱりシニア・シルバーばかりです。
御殿場のアウトレットを髣髴とさせるような広大な土地に、シニア!シルバー!場所柄、子どもはあまり見なかった。
が、夜23時くらいまでは、シニア・シルバーがすごかった。(私は2時ぐらいまでいたのですが、おもしろいのが、12時を過ぎると殆ど人がいなくなった。うん、さすが。シルバー層かも。ってちょっと思った。)
つまり、この独り言では、「カジノがシニアの新エンターテイメントワールドっす!」ということを呟きたいのではなく、日本でのシニア・シルバービジネスを語るときに、アメリカを語って満足しちゃいけないんだな、って思ったこと。
アメリカにヒントはたくさんある。
それは、どこにだってヒントがある。
でも、経験則の多いシニア層だからこそ、日本のシニアを中心に据えて日本流の対応を考えねばならぬだろうなぁと、今、また本を読み返して思ったりして。
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