申し込もう!と思ったのに、どこから申し込んでいいのか解らないサイトが多い。
私がシニア層の代わりにお望みの通り操作をすると
「どうして解るの?すごい!」
なんでだ?なんで、私がわかって、彼ら・彼女にわからない?
「買えるってすごい」と言われてしまう?
原因の一つは「暗黙の了解」だ。
例えば、左上のロゴをクリックするとトップページに戻る
□チェックボックスと○ラジオボックスの違いが「暗黙的に解る」はずとなっている
全角・半角も「わかるはず」
唯一許される「共通の見解」は指マークになればクリックできると言う事のみ。(だと思う)
で、「買えないのが悪い」と企業は言う。(言わない企業もあるが、そういう先進的なところはまだ少ない)
使いづらいにはいくつも理由があるが、「共通の見解」を使うと言うのはたぶん、使いづらい1/3を占める原因だ。
海外のユーザビリティの本を読むと「共通の見解は、使った方が良い」と書いてある事が多いが
あれは、あくまでも「海外の共通の見解」
シニア層・初心者層にとっては共通でもなんでもない。
その事を、企業側が認識していない。
ユーザビリティテストでは、「使えない」理由・問題点を探し出さなくてはいけない。
知らない人に、もしくはたった今知ったばかりの人に、本当のことを答えるだろうか?
どこのポイントでひっかかるかは、
どうしたいときにどう教えてもらいたいか。
そこが使いづらい点である。
普段は教えてもらえないから、そのまま閉じてしまい、解らないストレスから解放されようと試みるのだ。
「どうやってやればいいんですか?」その素朴な疑問の中に
ウェブサイトが使いづらい理由が詰まっている。
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