いつも言っている。
「オトナは変わってきているのである」と。
従来のオトナを頭に浮かんでいたら、オトナ向けはうまくいかない。
オトナは悩んでいます。
「自分が時代に乗り遅れるんじゃないか」と。
例えば、「負け犬」この言葉を理解できないと、イマドキとはいえないのか
「出来ちゃった結婚」これを許容できないとイマドキとはいえないのか
「出戻り」も許容しなくちゃいけないのか。
それを「そうだよねー」といえないと「古い!!!」といじめられるのではないかと悩んでいる。
Tさんのお嬢さんは所謂「出戻り」である。
「イマドキ結構多いんだってね、うちの娘みたいなの。でもさ、家で偉そうな顔しちゃってさ。オレの居場所がないんだよね」と笑いながら言う。「出戻りだっていうと怒られるからさ。お父さんはだから頭が固いって言われちゃうから、いえないんだけどさ、出戻りは出戻りだよね。」
「かみさんは遊び相手が増えたから喜んでさ。一緒に出かけたりしているよ」
どこまで許容できるかがイマドキだとしたら
その許容に隠れている「時代」に対する態度もさぐらないと
オトナ向けのビジネスは難しい。
オトナ同士で「出来ちゃった結婚って嫌よね」とはいえない。なぜかって、自分が年を取っていく事を感じてしまうから。また、そういうことを言う人の周りにはイマドキのアクティブシニアは集まらない。
しかし、心の中では「うーん、にんともかんとも」と呟いているのだ。
目の前にあるシニアデータは、その声を反映させてますか?
#しかし、他人には「マミコさんは負け犬路線♪」などと言うくせに~。自分の娘、息子はやはり特別なんですね。いつまでたっても「親」なのです。
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