某社に伺ったところ、「団塊の世代を狙うのは難しいですかねー」と聞かれました。
「そんなことないですよ」と答える。だって、そんなことないから。
すると、目をちょっと見開いて「今まで、どんな人に聞いても、シニア向けビジネスは難しいというのが定評なのに、そんなことないといったのはモリさんが初めてです」と。
シニア向けビジネスは、難しいですか?
女心よりは簡単だと思うんですけどね。。。。
シニアのおねえさま、おにいさまたちは、「どうしたいか解らないけど、楽しいことがしたい。でも、どうすればいいかわからない。マミコさん、なんか、面白いことして」と仰る。
企業の人は相談にいらっしゃる。「シニアの人たちは何が欲しいんでしょうね」
何が欲しいかなんて、解らないのです。
そのときに、ピントきたものに飛びつき、楽しむのがイマドキのオトナ。
もっともっと!!!楽しみたいのです。
調査結果というのは、あくまでも過去のことに過ぎない。予測するものではあるが、あくまでも、欲求の範囲に収まっているだけだ。
そのデータをベースにしながら、自分ならオトナをどうやって喜ばせようかと思う。
何が欲しいのかじゃなくて、どういうことをしたら喜ぶのかを提案していくのかがオトナ向けビジネスのキーなのだ。
にんげんだもの、難しい事じゃない。
ただ、データとにらめっこしてても、オトナ心とオンナ心は掴めないってことです。
(そういえば、新婚旅行練習ツアーっていまでもあるんでしょうか。)
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