このシニア層への展開には、若年層・中年層と比べ、やはり特別な対策が必要であろう。
またシニア層を念頭に、ユーザビリティに配慮しインターフェイスを工夫することは、 費用対効果向上にも一役買ってくれるであろう。巷間よく言われるとおり、使い慣れない人 にとって使いやすいサイトは、結果的に誰にとっても使いやすい設計となっていることが 多いからだ。あまり必要のないフラッシュが全面的に採用されていたり、マウスオン することでプルダウンメニューが見えるといった作りであると、せっかくサイトに 来てもらったシニア層の目の前に高い壁を設けることになる。そこを超えていける シニア層に期待したいが、現実は難しいであろう。シンプルイズベスト。これがシニア層 のお客様を囲い込むサイト作りの絶対条件になる。クリック単価が高いビッグワードを クリックされて、1~2ページ閲覧されただけで立ち去られてしまわないサイト作りが望ましい。
こういう記事、嬉しいですねー★
ようやく、認知されつつあるシニア層のインターネットユーザーですが、一応シニア層が目の前にたくさんいる身としての雑感を少々。使いやすさについては今までも論じていたところであり、それにしたがって某社様が変えてくださったのだが、やはり格段と使いやすくなっているし、シニア層からの評価も高い。
使いやすさは、これからどんどんよくなるだろう。
じゃぁシニア層からよく聞かれる「そのページが解らなかったらどうやって探せばいいのよ」という言葉に対して、私はどう答えよう?
「マミコさんみたいにサクサク探すには(なぜかうちの教室では探す事を「サクサク」という表現を使う)どうすればいいの?」と聞いてくる。
私が山口に行くのにすっごい安く、それなりにいいホテルでいったんですよ~♪みたいな話をしようものなら「どうやってどうやって??」と来る。
しかし、記事の通り、シニア層はとにかく検索が下手だ。シニア層じゃなくて、多分、初心者というか、ネットで探すことを職業としていない人はそれなりに下手なのだろう。
それではシニア層が下手な特徴とはなんだろうか
多く挙げられるのはどのタイミングで絞込みをすればいいのか、そして、どの単語を入れればいいのかわからないということだ。
#記事の通りご両親の検索をしている姿を見ることができればいいのだが、多分、多くの人は「代わりにやってよ」と言われるか「私がやるよ!」と操作を奪うことになるだろう。私も両親の操作の姿など見ていられない。イライラしてお風呂に入ってしまうか、部屋にこもってしまうかのどちらかだ。(もしくは「気合が足りない」といってどこかにいくか)
どのタイミングで絞込み・・・というのは、得てして助詞を入れてしまうことが多い。
このBlogも弊社のサイトも初心者の言葉を取り上げている関係上、「アア、この人は初心者検索」という検索ワードログが残っている事が多い。
例えば「スペーシアの時刻表」、例えば「Nortonの消し方」、例えば「中高年へのプレゼント」、例えば「○○の観光情報」
そう、一文で入れてしまうことが多い。絞込みのイメージがまだついていないのだ。
さらに、検索ワード
カタカナ関連はとにかく誤字脱字!!
さらに欲を言えば言い回し
トイレ、お手洗い、激安じゃなくて安い、形容詞が多い、ネット業界で当たり前のように使われている言葉が「当たり前ではない」
#例を言えば、シニア、という言葉もここでは一般ですが、教室に入ると一般ではない。皆さんがシニアの意味を取り違っている。(心の中にシニアは存在しない。というのが私の持論)
例えば、シニア層がそのウェブを探すのにどんな言葉を使うかの調査をしたらどうだろう。
興味のある方この指とまれ、ということにしておきますか。
#実は、昔これに似た事をやってみたのですが、某旅行社に行くまでに数十分かかってしまったのを見て、とことん疲れたのですが、多分、検索が上手な人に検索が下手な人がどうして下手なのかは理解できないと思います。
先日、「かに おいしい」と引っ張ってきたときに、ちょっと腰砕けしました。では。
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