先日、某会合にてやたらと自分の自慢をし続ける人に出会った。
持ち物の自慢から始まって、職場の自慢、職業の自慢、出会う人の自慢。。。(その辺で飽きたので席を離れた)
若い人で(別に若くなかったけど!!)こういう人は珍しいが、シニアの「自慢しぃ」は多い。
生活の中に自慢はつき物である。
それも、さりげなく、相手に褒めて欲しいが故の自慢である。
「うっそ、すっごい★」と言って欲しい。
それは年代関係ないのだと思うのですが、
普通のアクティブシニアであればあるほど、「自慢自慢!!!」という自慢したがりやさんよりさりげない自慢をしながら相手との優劣を決めていく。その姿は、うーん、野性っぽい。
自慢の対象は別に何でもいいのだ。
息子の学歴、嫁、孫、持ち物。
持ち物自慢は余り「かっこよくない」と彼らも思っているのかさりげなくしかしない。
さりげなく、ブランドの名前を言う。(しかし、私はブランドがあまり解らないので、「すごーい」しかいえない。カタカナ弱いんですよ。)
パソコンやデジタルカメラ、そして携帯カメラなどは彼らの自慢を助けるツールに過ぎないともいえる。
1)ステイタスとして「できること」
2)さりげなく、優位に立つこと。「今度メールで送るわね」というヒトコトが優位。
3)さりげなく、見せることができる事。
デジタルカメラが携帯カメラにやや劣勢なのは
その場で自慢できるタイミングを失ってしまっているからか。
「見て、孫。」
というときに、デジタルカメラだとさりげなさが薄いけど、携帯カメラの写真だと、さりげなさ完璧。
自慢できるタイミングをさりげなくサポートする機械・サービス、というのはシニア層のキーポイント。
と、レポートを書きながら思う。
#高校生のときに堂々とカップルで歩いている人よりも、休日に二人でさりげなく歩いている現場に出くわしてしまったときのほうがなんとなく、悔しい感じと似ているのかも?(空想の中ですが。)
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