と、言われてしまった。
私にじゃなく、某ウェブサイトに向かって。(だって、私は宇宙人と異名が付くほどなので、いまさら「何を考えているか解らない」なんていわれようとも怖くない。)
知名度のあるウェブサイト。
普段からそこのサービスをアナログで使っている某氏。
「なんかさー、お知らせでインターネットのゆーあーるえるってのが来るんだよね。あれってどうやって読むの?」
シニア層はそこから始めるのだ。ホームページアドレス、って書けばいいのにURLと書いてあるとどうにか読もうと頑張ってしまう。
シニアとインターネットを見ていて
6割がたの「使いづらさ」は言葉の問題だと思う。
彼らはウェブサイトを見て考えなくてはいけない。
これは一体どういう意味なんだろうか。これは何を言わんとしているのか。
しかし、考えて2秒。
はーっきし言わせてもらおう。
よく、3秒以内に表示とかって言いますけど、表示が出てくるまでは意外とワクワクだからいいのですよ。シニア層は意外と我慢できる。
しかししかし。
目の前にある言葉やデザインの意味に3秒以上は考えない。
3秒考えなくちゃいけないデザインや言葉は表示までに10秒かかるウェブサイトよりもランクが下である。
彼らはウェブサイトに対する怒りを私たちに向ける。
「このページ、何を言っているんだかわかんないんだよ」
「説明してよ」
解るときはすんなり来るものの、解らないときは、小さなことまで突っ込みたくなるのが人情。
「ね、何のためにこんな言葉を使うの?」(それが、作った人が標準だと思っているから)
「どうしてこんなに使いづらいの?」(そのウェブサイトを作った人が、若い人しか相手にしていないから)
「どういう気持ちでホームページがあるの?」(知らない!)
「どうして、インターネットを使わなくちゃいけないの?」(そんなこといわないで!!!)
挙句の果てに
「インターネットって不便よね」
ムムム。
一方でブランド物をネットで買いまくっている方もいらして、その方が力説する。
「インターネットって本当に便利よ。今ではない生活なんて考えられない!」
さて、皆様がそうなるのはいつの話か・・・
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