ユニバーサルデザインについてコメントをいただいたので
いったい「使いやすい」ってなんだろうと考えてみた。(すごい基本に戻ってきましたね。)
といっても「だれにとっても」というのは、私には到底わからない話で
私が唯一知っている、かつ、考えられるのはシニア・シルバー層しかないのだ。
シニア層ならば、現場レベルで数千人お会いしているから。
若いうちは頑張ればできる。(最近がんばらないで諦める人が多い気がするけど。私の周りには若い人が少ないなぁ。)
ということで、彼らにとっての使いやすさを考えてみた。
使いやすいってどういう意味だろう?
考えないで済むってことだろうか。
考えないで使えれば最高。でも、それって甘やかしすぎなのかもしれないなあと思う。
きちんと、「生存」するならば、頭を使うのは必要。でも、それが過剰にストレスになってはいけない。
今日そんなことを考えながら現場に立ち
皆さんが使っているのを見ていると
どうも、丸暗記を使用とする傾向にある。
そういえば、喫茶店でパソコンの線を開いている人は、赤線とか本に引いて覚えようとする。
やってみるのはちょっと怖いけど、とりあえず本を丸暗記してやってみようかな、というような。
となるとだ。
実は、使いやすいの一部に、マニュアルを覚えやすい、と言う項目も「使いやすさ」の一つなのではないだろうか。
マニュアルを丸暗記できるような、ビジュアル、見易さ、カカワリズム。投影の法則。
と、考えながら、究極の使いやすいのはドラえもんじゃないかと思った。
だって、念じれば道具出てくるし。
おひさしぶりです。
この記事を見て、ふと思ったんですが、
人がどんなときにマニュアルを頼るかというと、「誰かに聞きたいけど自分で解決したい!」というプライドから見るケースが多いんでしょうね。(システムを使っただけで分かったらマニュアルなんて見ない。)
なのに、マニュアルが分かりづらいと、プライドが傷ついて凹む。そういう意味では、マニュアルって「使いやすい」と判断する重要な役割を果たしているのかもしれません。
あと、これは私の自論なんですが、
・操作が容易にできる。
・内容が分かりやすい。
の他に、
・使ってて楽しい、気持ちいい。
って大事だと思います。人間、気持ちいいこと大好きですから(笑)。
Posted by: いなほ | August 02, 2004 at 07:11 PM
先日、デザイン会社をリタイヤした人達との会合がありました。
皆さん「今の広告は若者向けばかりだ!」とお怒りでした。
きっとこういう方達がマニュアルを作られると良いものができるのでしょうね?
ちなみに、私もそろそろ小さい文字が見づらくなってきました。特に薬のビンに書かれた文字は小さすぎて・・・
間違って大量に飲んだらどうなるんだろう?
取り説もユニバーサルデザイン化してもらいたいのは私だけでしょうか??
Posted by: kony | August 03, 2004 at 10:05 AM
いなほさま、ご無沙汰してます。
そうそう、操作が容易であることをあきらめるのであれば、取り説が読みやすくないといかんですよね。
確かに、わかりやすいだけじゃなくて、使っていて楽しい、というのはいいと思います。
小説取り扱い説明書。というのは、小説になりませんかね。そういう小説を書いてみたくなったりする文学少女@夏。という感じです。
Posted by: モリマミコ | August 03, 2004 at 10:29 AM
実は、私も小さい文字がだめなんですよ。
小さい→読む気がしない。というのが、誤飲などを引き起こすんですよね。実際、この間サプリメントのみすぎました。注意散漫。
かといって、若者にとって「大きい文字ださーい」(といわれました・・・)
それではご高齢の方が取り説を書けばいいのかという話ですが、それはちょっと方向がずれる気がします。あとはやりようですか。
でも、それは話題性としてありですね。
ようやく放課後プレオープンしました。
今度、URLお知らせしますね。さくっと作ってしまったので、まだ使いづらいですが・・・
Posted by: モリマミコ | August 03, 2004 at 10:35 AM
「小さい文字がだめ」で、またまた思ったんですが、見づらい箇所に説明文があるってことありませんか?
その代表的な例が「カップラーメン」!
大抵、側面に作り方が小さな文字で載っていて、お湯を入れた後、「何分待つんだっけ?」って思ったときは最悪。。お湯がこぼれないようにカップを慎重に持ち上げて見なければならない。
ホント、いらいらします。。
すみません。以上、余談でした。(^^;
Posted by: いなほ | August 03, 2004 at 05:15 PM