恋人と、秘密の暗号を作ると親密度が増すらしい
愛を伝えるという信号を作ってしまえば、それはそれは親密度を増すらしい。(ほんとか?)
所謂、「テールランプ 5回点滅 バカヤロウのサイン。」というモノでしょうか。(ドリカム様、すみません)
二人だけ、仲間同士の会話、というのはそれはそれは盛り上がります。
弊社にもたくさんそういう暗号がありまして
昨日も某氏とスタッフと3人で飲んでいて
ひょんなことから、内輪ネタで盛り上がってしまい、大反省中です。(うちの会社はオヤジギャグがすごいので、一つ出てくると大変な事になるのです。シニア・シルバー対象の場所ですから、オヤジギャグが多いのかと聞かれますが、うふふ。彼らにオヤッジギャグなら負けてません。いばるな。)
ネット業界にも、「それってふつーだよね」という、仲間内の慰めあいというか、仲間内用語で盛り上がる事が多く、それしってないなんて仲間じゃないジャン。みたいな。
そういう、そういう、まるで恋人のような、ことがインターネット上では行われているんですね。
私が生徒さんにウェブの説明をするときは、全て「ホームページ」と解説する。
システム系の人と話すときは「ウェブ」という。
初心者にウェブといったら、ウェブ≠ホームページとなってしまい、大混乱に陥るからだ。
その言葉を普通に使われて、「それが普通だ」を強要してしまい、
相手に「その言葉を使わなければ、そのサービスを利用する資格はないんじゃないか」と思わせてしまう
一番いやな人に話すときの常套文句は
「ご存知だと思いますが。」「普段から感じられているとは思いますが。」
これで、相手は反論できない。できないとは言わせない。相手を封じ込める言葉。
プレゼンシートに、当たり前のように、ほにゃらら語が書いてある。
気の弱い私には、それが何で、どのようなことを貴方が言っているのか聞けないので
知ったフリをして、あとで泣きながら調べる。
相手がかっこよければ(顔よ、顔)、かっこいい言葉は許せるし、頑張って努力して、その言葉を自分のものにして、あたかも昔から知っているようにしゃべるようにするけど、相手がどうでもよければ、その言葉を聴いたこと自体忘れて、他の人を探しに行く。
難しい言葉というのは、業界内の自慰行為。
業界内だけで完結し、外の業界にそれを持って行ってはいけない。
#もちろん、その業界に入ろうという人は、「知ってて当たり前」
ネット上にはまだまだ秘密の暗号が隠されている。
初心者が、知ったばかりで使うのは許せますが、解ってる人が使うのは許せん。
知ったばかりの言葉って使いたくなるもの。
私の甥っ子(4歳)が、「お世話になってます」っていってきたときには感動した。
「ヒロ、言葉を覚えたのね!大人の世界への第一歩じゃない!」
使いこなしたら、それは適材適所で使わなくてはいけない。
それでなければ、その言葉は永遠にその人のものではない。
デザインもさることながら、言葉を整備して、相手のことを考えて、伝えたい相手に伝わる用語を使うこと・利用状況を提案する事も、ユーザビリティの一環だ。
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