冬ソナの「ヨンさま」。ええ、人気ですとも。シニア層にも。
全員が全員、というわけではないのですが、確実にはまるシニア層がいる。
ファンクラブの会員登録に付き合わされたり(一人じゃあの会員登録はできない)
ヨン様ストーリーをずっと聞いたり・・・・
シニア層はレンアイモノだって好きなのだ。
コドモの手前隠す事が多いけど。
「イマドキあんな純愛ありえないわよねぇ?マミコさん」と、私に振ってくる。(「いえいえ、私は純愛ですよ」と回答してみるものの、そんな言葉は彼らの耳に入らない。)
「でもね、私も昔、あんな時代があったわよー♪きゃぁ♪」
「手もつなげなくてねー、もー、手をつなぐときなんて、大変よぉ」
「そうよねー、今の子はすぐに付き合ったり、別れたりだけど、あのころは、もっと純愛だったわよねー」
「そうそう!!!!」(続く)
滝汗。
話を聞いていると、何となく見えてくるのが「シニアはヨン様に、自分の(理想の若かりしころの)姿を重ねている。
つまり、「かかわり」を自分とヨン様に見つけているのだ。
それをカカワリズムと私は定義している。
純愛=自分の昔を想起=かかわり
例えばモーニング娘が出てきたころに、やたらと若い女の子が親近感を湧かせたのは
もしかしたら、私も運がよければモーニング娘になれるのではないかと期待を抱かせる=ステージに立っている自分を想起させられる=カカワリズムだからだ。
商品といかに関わらせるか。
特に、若い子は未来と関わらせるけど、シニア・シルバーは経験と関わりたがる。(今回の葉山のデジカメ遠足のバックミュージック、みなに選曲していただいたら、まぁ「青春」時代のでることでること!)
CMも、「もし、相手が自分だったら」と思わせること。
それが「シニア層に売れる」仕組みだ。
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