ふらふらとサイト見ていたら
シニアってだれ?
思わず見てしまった。(11日の私が書いたのとは全く関係無しです)
シニア向けの製品やサービスはすでに多く存在する。だが、今のところ、どの企業も目立った成果を上げているとは言いにくい。ある大手商社のシニア事業開発部門の担当者に会う機会があった。なぜか、全員30代前半から20代だった。どこから手をつけていいのか分からず、悩みながら企画しているという。思いつくのは介護ビジネスばかり。
若者がシニア世代のことを考えるのはよいことだ。しかし、この会社には優秀な中高年社員が大勢いるはずで、なぜ、そうした社員もメンバーに加えないのだろうか。
そうそう、色々な方にお会いして、シニアの法則を披露させていただくと殆どの方が「そうそう」と納得する。
そういや、うちの母もそうだとか、父がそうだとか、上司がそうだとか。
でも、一つ鉄則。
身内になった瞬間に、見えなくなることが多い。
パソコン教室という性質柄、「いいわね、ご両親、パソコン教えてもらえるんでしょ」と仰る生徒さんが多い。
なわけない。私は絶対にパソコンを両親には教えない。
別にそれが仕事だからとかじゃなくて、親には教えられないというのが8割がたの家庭だ。
第一、うちに入会する第一の理由が「息子・娘が教えてくれない」。
上司だと思うと、冷静に分析できなくなる。
両親だと思うと、冷静に分析できなくなる。
「どーして、さっきも言ったじゃない」
「どうしてこんなことが解らないのよ」
「もういい、やるからだまってて」
そんなせりふをご両親に対して言ってしまったことはありませんか?
私は、しょっちゅうです。自慢じゃないですけど。ええ、全く自慢になりませんが。親不孝モノ。
#当たり前ですが、仕事では死んでも言いません。プロですから、絶対に言いません。教室では解らなくて当たり前なんです。だから、どうして、とも余り思わない。しかし、親は別。だんなさんの親には教えるかも。まだ結婚してないですけど、In妄想ワールドで。
シニアの意見を聞くときに、素直に聞ける相手じゃないと、その意見はさらに曲解されてしまう事がある。
それは気をつけなければいけないことですね。最初から固定観念がないヒトはいませんから、徐々にシニア層に、「友人」として、先輩として慣れていく事が必要だと思います。
たまにお教室に見にいらっしゃる方はだいたい違いなどに驚きすぎて大事なところを見逃したりしますから。
どうでもいい話ですが、私はインドが大好きで、大学時代はよくいっていた(といっても3度だけですが)のですが、はじめてインドにいったときには「インドとはこういうものだ」という固定観念があり、違いや思いもかけなかった(固定観念の中で)共通点などばかり目に行ってしまい、堪能できなかった。
2回目は言葉もしゃべれるようになり、全く日本語・英語の通じないところで暮らして、その中で固定観念を持たないということの大切さを学んだ。これはすごい勉強だった。事実を受け入れるという練習をしたのだから。
#ダンス・ウィズ・ウルブズ...dances with wolvesがフィールドワークの参考にいいと大学のゼミでいわれ、(あとはマスター・キートン)それを参考に見る目を養った。お薦めです。河童の覗いたインドも同時にお薦めです。だからなんだ、って感じですけど。
参考にならないURLシニアってだーれだ。11日の記事です
う~ん。またまたわからなくなってしまいそうです。
我々の上司も団塊の世代が多い。だけど、上司の言うシニアビジネスとは、「介護」が多い。自分達が対象だとは思っていないようです。
確かに団塊の世代向け企画には、その年代の人達(中高年社員)が入るべきでしょうが。我々がそう主張したら、「お前らは私を老人扱いするのか!!!」と怒鳴られそうです。サラリーマンは辛い・・・
Posted by: kony | July 15, 2004 at 05:55 PM